CASE3 株式会社フタバ化学(課題と結果)

kadai『アロエシオ』ブランドを
再生して若返りを図りたい

他者が真似できない独自性の高い商品だが、営業方法の課題を抱え行き詰まってしまっていた。ブランド力を蘇らせ、若い世代の新規顧客を獲得していく必要が。

■おしゃれで低コストな新バッケージを導入

当初使っていたのは、中身の見えない容器。「種類に合わせた全体印刷が必要だったので、商品バリエーションが増えるほどコストがかさんでいました。美崎さんのアイデアで容器を透明パウチに変え、種類の表記は外側の帯とシールで行うようにしたら、印刷費が圧縮でき、見た目の印象もおしゃれになりました」(志水さん)

透明パウチに統ーしたことで個別の印刷経費が減ったほか、種類ごとの容器管理が不要に。ー種類の容器を大量発注できるようになり、容器単価を減らせるメリットも。

透明パウチに統ーしたことで個別の印刷経費が減ったほか、種類ごとの容器管理が不要に。ー種類の容器を大量発注できるようになり、容器単価を減らせるメリットも。

たとえば「みかん」はオレンジ、「茶の実」はグリーンなど、透明な容器から見える中身のカラーが香りや使用感のイメージまでも喚起させ、商品にフレッシュな印象を加える結果に。

■QRコードを使い若年層の反応を収集

商品にかける帯の底面に、携帯電話やスマホで利用するQRコードを印刷。帯が重なる部分に隠してあるので、購入後に開封して初めて気づく仕組み。これが購入者プレゼントの応募入口となっているのですが、QRコードを利用するのは主に20ー30代なので、購入者のなかにどれだけ若年層がいるのか、無理なくリサーチできるようになっています。思ったより反応が返ってくるので婿しいですね」(志水さん)

購入後、帯を外さないと見えないQRコード。あらかじめ印刷しておくだけで、手間をかけず若年購入者からの反応を吸い上げることができる。

購入後、帯を外さないと見えないQRコード。あらかじめ印刷しておくだけで、手間をかけず若年購入者からの反応を吸い上げることができる。

容器模様の部分を透明にし、中の商品資料が透けて見えるデザイン。ふだん使いしてもらう際にも中が見えたほうが便利、という配慮でもある。

容器模様の部分を透明にし、中の商品資料が透けて見えるデザイン。ふだん使いしてもらう際にも中が見えたほうが便利、という配慮でもある。

会社案内をリニューアル

アロエシオのリニューアルに合わ、会社案内も作り直した。「営業を強化するなら配布量も増えるので、刷新のよい機会。受け取った方が個人的に使えるよう、あえて会社名の印字がないクリアファイルに入れる形式をとりました。ブランドに愛着を持っていただきやすくなるうえ、二次的に多くの人の目に留まる、という効果を狙っています」(志水さん)

会話を生む名刺で営業姿勢を発信

365日営業という社の方針は希少、と。「発送用の段ボールをリニューアルして365日営業の告知をデザインに取り入れつつ、名刺の裏面をお揃いのデザインに変更。お客様を訪問するのと同じタイミングで、一年を通してお客様に対応する当社の姿勢もお伝えするきっかけが生まれました」(志水さん)

名刺の裏側は発送用の段ボールと同じデザイン。渡すと「変わったデザインの名刺ですね」と会話が生まれ、自然に裏面の紹介へと話題が繋がる。

名刺の裏側は発送用の段ボールと同じデザイン。渡すと「変わったデザインの名刺ですね」と会話が生まれ、自然に裏面の紹介へと話題が繋がる。

kekka包装から販売方法までリニューアル
印象を一新し、営業目標を達成!

新パッケージ導入と同時に、営業方法やツールまでまとめて一新。得意先の声を集めながらの販売を強化した結果、新規顧客を順調に獲得。目標売上金額を達成した。

美崎栄一郎の目線

2y7a7181『アロエシオ』という商品は、宿泊施設に導入して終わりではなく、購入し家庭に持ち帰ることでその後のリピート需要を促すビジネスでもあります。透明パウチはコストの削減やデザイン向上だけなく、お土産として持ち帰りやすい点でもご提案しました。また今回のリニューアルは自社のデザイナーを育てるまたとない機会。包装はもちろん、名刺屋会社案内も大切なPRツールです。すべてを手がけることで反則のコツを学びながらのブランド強化を目指しました。段ボールや名刺から、お客さまのために365日営業を続けてきたフタバ化学さんの姿勢が伝わってほしいですね。

背景

株式会社フタバ化学
設立:1946年資本金・5.400万円
事業内容:天然石けん、入浴剤、化粧品など自然派製品の企国・開発・製造・販売
本社所在地・名古屋市中村区沖田町390番地
電話番号:052-471-1111 ウェブサイト https://www.futaba-chemical.co.jp