CASE4 株式会社桜製作所(課題と結果)

kadai初の自社製品開発を実現し
付加価値をつけて販売したい

自社製品を考案したものの、商品開発は初体験。ノウハウがないため、どうやって製品化につなげていけば良いか、今ひとつ動きがとれなかった。

販路の可能性をネーミングで拡大

当初はモバイルスタンドと命名したが、美崎氏からダメ出し。「名前も付加価値になる要素。分かりやすさに加え、おしゃれなショップに置かれたとき違和感ない名称にすべき、と。社内公募はどうか、とも聞きましたが商品名は子どもの名前と同じだから人に決めさせてはいけないと言われ納得。必死に120案ほど考えて、合格点をいただいたのがnokke(ノッケという名前です」(山口さん)

透明にすると、購入者が本体の中に好きなものを置けるように。結果、一人ひとりの好みに応じたインテリア製品、という付加価値が。

透明にすると、購入者が本体の中に好きなものを置けるように。結果、一人ひとりの好みに応じたインテリア製品、という付加価値が。

金沢の専門業者に依穎した、高級感のあるポックスを外箱に採用。商品の価値を高める説得力をバッケジからも演出している。

金沢の専門業者に依穎した、高級感のあるポックスを外箱に採用。商品の価値を高める説得力をバッケージからも演出している。

高級感のある専用箱に収納

商品は、しっかりした外箱に収納。「当初はどこにでもある白箱に入れる予定。しかしパッケージは値決めに関わる重要なポイント、と教えていただき、市場にある製品の箱をリサーチ。高級料亭が販売している食材の包装をヒントに、こちらの箱を採用しました」(山口さん)

■購入者が見るためウェブも新しく

休眠状態だった会社のウェブサイトもプロカメラマンに撮影を依頼し、リニューアル。「販売を始めたら、バイヤーや購入者はどんな会社が作っているのか必ず検索します。古ぼけたサイトで心象が悪くならないようプロの写真でサイトを新しくし信頼がおけ、センスもいい会社という印象づけを徹底しました」(山口さん)

ペーストした画像 265x199

kekka

開発のブラッシュアップを重ね、
自信を持って販売できる商品に

開発の方向性を定めることで、デザインや質感、本体の色や包装に至るまでの商品化の方向性をすべて決定。商標登録や意匠権の準備も終わり、いよいよ商品化の段階に漕ぎつけた。

 

美崎栄一郎の目線

2y7a7181『nokke(ノッケ)』を大ヒットさせるには流通チャネルの整備や広告宣伝費が必要です。そんなリスクを負うよりもこの商品が新たな受注を増やす広告塔になった方が良い、との視点でご提案を行いました。透明というアイデアは商品の種類を増やさずに付加価値をつけるため。色の管理リスクが減り、それぞれの好きなものを「中に置く」ことで愛着を増やせます。また企業のノベルティなどOEM需要も期待できます。今回のBtoCモデルと、同社従来のBtoCモデルを同じ商品で実現できれば相乗効果が生まれます。今後はPRとコラボ先開拓が課題ですが、将来楽しみな商品になりそうです。

背景

株式会社桜製作所

設立:1973年 資本金:1000万円
事業内容;精密プラスチック成形加工および組立加工、精密設計金型の製作
本社所在地:兵庫県尼崎市田能6-11-2
電話:06-6493-7555 WEBサイト: http://www.sakura-pla.net