キングジムの新製品発表会。ポメラの新製品DM-200
キングジムの新製品発表会がありました。ポメラの新製品DM-200です。
ポメラDM-200実機テスト
早速、ポメラDM-200をテストしています。このサイトの書き込みも新型ポメラで入力して、Macとデータを同期して投函するというのを一連の流れで試してみることにしています。
入力感&キーボード
まず、クリック感はクリック感はDM100と似た触感であるが、剛性が上がっている分、安定しているように感じます。私は強くタイピングするわけではないのでそれほど違いは感じないが、心地よい方向に進化しているという点で評価できると思います。
重量と仕様
その分、重さが増加しました。電池込み440gのDM100に対して、DM200は575gです。約iPhone7一個分の重さが増量しました。個人的には、重さをキープして欲しかったところですが、このあたりは、意見が分かれることになるでしょう。液晶ははるかに見やすくなっていますので、その新液晶の分の重さ、バッテリーの持ち、タイピングしやすさでiPhone7一個分と思えば、妥当なところかなと思います。MacBookが920gのように軽量化ノートが増えてきていますから、優位性をどこまで保てるのかは他社の動向次第でしょうね。乾電池が使えなくなった代わりにスマホの携帯バッテリーからでも充電できますから、乾電池がなくてもなんとかなります。携帯バッテリーがコンビニで売ってますからね。
外観上の大きな違いは、ポメラDM100の特徴だったストラップをつけるための出っ張りがなくなりました。個人的にはこれは評価したい(笑)。ストラップはつけたことがなかったので・・・。で、DM100では底面のでっぱりでキーボードが傾いていたのが、新型のDM200ではフラットになりました。ただ、キーボードの操作感は落ちついていますので、逆にDM100に戻ると少し安っぽさを感じるくらいです。・・・ここまで入力して・・・あ、重くなってもいいかも。入力を続けると快適さが実感してきます。いい作りですね。
入力機能&辞書
付箋文やジャンプなどの入力&移動補助機能は同じように使えますが、付箋文の機能が新搭載されたアウトライン機能とうまくマッチングするように考えられていますね。これは、のちほどゆっくり書きます。
単語登録は、DM100からエキスポートすればDM200にSDカード経由で、すぐに引き継げます。ATOKが便利になっていますが、特殊な専門用語言葉は登録しちゃっているほうが楽ですからね。
辞書も便利です。DM100より直感的にコピーできます。
ちょうど、日本城郭協会からお便りが来ていたので、「じょうかく」で調べてみると
じょうかく【城郭(城廓)】
[名]
(1)城とくるわ。城とその周囲のかこい。
(2)城。
この意味をコピーするのが簡単にできるのは、うれしい。英語の辞書も同様です。
使い勝手はよく考えられています。
QRコード&新機能ポメラSync
QRコードでのシンクロは、速度上がっています。液晶の質が上がっているのも大きいですね。
さて、今回の目玉の新機能ポメラSyncですが、wifiとグーグルアカウントで同期するというのはシンプルで面白い。早速シンクロしてみると、あっという間です。
Evernoteの投稿アドレスを登録しておけば、すぐに送信できました。
面白いなと思ったのは、専用ケースはパームレストとして使用。なるほど、あるようで無かったね。ケースの面白い使い方ですね。
結論
総じて、私自身の感想は、良い作りです。DM100も良い感じの名機でしたが、越えてきてますDM200。ですから、ポメラユーザーでアップグレードをしたいなぁと思っている人は買いです。
で、DM100は在庫が無くなり次第、販売終了ということなので、乾電池駆動を希望される人は売り切れる前にチェックですね。
キングジム公式サイト