内容紹介
美崎栄一郎:新書 悩めるリーダーの羅針盤
早川書房 (2013/4/10)
リーダーに必要なのは「カリスマ性」ではない!
「スキル」と「再現性」だ!「あなたは、フェイスブックで、部下に友達申請をしていませんか?」リーダーになると、悩みは尽きません。部下だったころは、上司に対して愚痴や文句を言っていれば、
それですんでいました。ですが、リーダーになり、部下ができたことで、
自分の仕事だけでなく、部下の仕事をどうするのかも、
考えなければならなくなったはずです。その結果、どうなるでしょう?・部下の相談にのっていたら、自分の仕事の時間を確保できない
・自分が決めなければいけない仕事上の判断を迫られても、なかなか即決できない
・部下のやることに、「失敗するのではないか」と、いちいち口出しをしてしまう・トラブルを抱えているかもしれないメンバーが、相談に来ない
・何度注意しても、同じ失敗を繰り返す部下がいる
・フェイスブックで、部下に友達申請していいのかわからない・部下と同じようにソーシャルメディアを使うべきかどうか、悩んでいる
・会社の不満を口にする部下がいる
・若い部下とうまくコミュニケーションが取れず、飲み会に誘っても来ない
など、いろいろな悩みが増えることでしょう。
私は、2011年まで花王株式会社に勤め、
さまざまなプロジェクトのリーダーをこなしました。
また、仕事とは別にプライベートで、
「築地朝食会」「社長大学」なども主宰し、
多くのリーダーたちとの付き合いもあります。
私自身、何度も悩みながらも、
試行錯誤を繰り返したり、
尊敬する先人の知恵を拝借したりして、
自分なりのリーダーシップの取り方などを学びました。
また、今も若者たちと接することがありますので、
日々、やり方を更新しています。
そんな私なりの、
今どきのリーダーたちの役に立つ知恵の詰まった本になればと、
筆をとった次第です。
この本を手に取る読者のみなさまの少しでも参考になれば、
うれしい限りです。
新しい時代のリーダーのための羅針盤として。