徳川歴代将軍名宝展 に行ってきました。
このたび久能山東照宮御鎮座四百年記念事業の一環として「家康没後四百年 徳川歴代将軍名宝展-久能山東照宮」が下記により開催されます。
この展覧会では「国宝・久能山東照宮」「徳川将軍家の武威」「久能山東照宮の名宝」という3つのテーマにそって、武門の象徴である武器武具・歴代将軍の遺品、徳川家康公ゆかりの品々・幕府と諸外国との交流を伝える歴史資料などを紹介し、年表・パネル・映像資料を用いてわかりやすく解説します。
徳川家の歴史を体現する名宝を集めた、九州では初の大規模展にぜひ足をお運びくださいますようご案内申し上げます。
記
会 場 宮崎県立美術館
会 期 平成29年4月8日(土)~平成29年5月28日(日)
詳しくは「家康没後四百年 徳川歴代将軍名宝展-久能山東照宮」特設サイトをご覧ください。
圧巻の展示でした。歴代将軍の甲冑が総勢勢揃いで、見応えがあります。
家康、秀忠、家光、吉宗から最後の将軍の慶喜まで・・・将軍の甲冑ですから、私が今まで見た他の甲冑より保存状態が良くて素晴らしい。
個人的に理系心をくすぐられたのは、日本最古の機械式時計ですね。
時計ですから、数はいくつか造られているはずですが、こういう技術品は、新しいモノが出ると、たぶん保存されずに捨てられるのが常でしょう。iPhoneの新しいモノが出れば、前のiPhoneは処分するでしょう。ですが、家康公の持ち物だったからこそ、捨てられずに残っていたんだろうなぁ。面白いなぁ。
家康公の時計
久能山東照宮博物館には慶長16年(1611)スペイン国王フェリペ3世から海難救助のお礼として徳川家康公に贈られた洋時計が神宝として残されています。
元和2年(1616)に家康公が薨去の後、久能山東照宮に納められ大切に保管されてきました。後に家康公の愛用した手沢品のひとつとして、国の重要文化財に指定されています。
このたび久能山東照宮公式サイト内に「家康公の時計」ページを公開いたしました。
この時計には、日本、スペイン、メキシコを結ぶ友好のものがたりが秘められています。
みなさまぜひご覧ください。