ジャカルタのサントリーの工場に行ってきました。
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のサントリーの事例、ウーロン茶の話をお伺いしたKさんが現在ジャカルタのサントリーとインドネシアの合弁の会社(ガルーダフードグループ)に出向しているということで訪問してきました。
ガルーダフードグループの主力製品は、1000インドネシアルピアくらいの日本ではあまり見ないパッケージの飲料やゼリーです。
冒頭の写真は、スーパーの棚の写真ですが、こんな漢字でコーナーができるくらいのカテゴリーの商品なのです。
1000インドネシアルピアは、約10円くらいですから、オペレーションも効率的にやる必要があります。
もちろん、人口も増え続けている成長市場に対する投資の意味も大きいかと思います。
2011年に下記のようなリリースが出ています。
インドネシアの食品・飲料企業
「ガルーダフードグループ」との合弁会社設立についてサントリー食品インターナショナル(株)(本社:東京都港区、社長:鳥井信宏)と、インドネシアの食品・飲料企業「ガルーダフードグループ」(本社:インドネシア ジャカルタ、社長:Sudhamek(スダメック) AWS)は、7月14日に、インドネシアにおいて清涼飲料事業を行う合弁会社を設立することで合意しました。・・・(中略)
<ガルーダフードグループ(Garudafood Group)について>
▼売上高 422億円※(2010年グループ計)
http://www.suntory.co.jp/news/2011/11114.html
MY TEAというブランドでウーロン茶も販売しているのですが、砂糖入りです。日本で言うと加糖タイプの午後の紅茶のような感じというのが近いでしょうか。
どの飲料も甘い感じですが、熱い国ならではの味調整なんでしょうね。私も飲んでみましたが、結構この気温のなかではイケます。
日本だと普通のウーロン茶を飲んじゃいますが・・・(^_^;;
ということで、現地の研究所でインドネシア人のスタッフが味などの開発はしているとのこと。なるほど。
工場は、ジャカルタ島にあるGunung Putri Plantを見学させて頂きました。合弁ということで、日本の進出企業のある工業団地からは離れたローカルな場所にあります。
写真を撮り忘れたのですが・・・すごいローカルな道を通った先に工場があります。で、もしやと思ってGoogleストリートビューを見たら、画像がありました・・・
工場は、島々に分散しているのですが、物流コストの関係ですね。10円の商品をシッピングしていたら流石にコストが合わないでしょうから・・・
これだけ分散していると、統括するのは大変そうですが、ジャカルタのあるジャワ島からは飛行機で日帰りできてしまうくらいの利便性なのだそうです。
世界で4番目に多い人口を抱える成長市場と言われるインドネシアに初めて行きましたが、知らないことが多く、行ってみるとなるほど!と思えることも多かったです。
インドネシアは親日国でもありますから、今後の経済の繋がりなどもこれを機に注目していきたいと思います。